少しづつの思案帳

新規でJUMPとWESTに思いを巡らせています

江崎駿也という男性について

「こどもつかい」の呪いにはからずもかかってしまった、恋人尚美を助ける役として、江崎駿也は関係してくる。

 

この役を演じた有岡大貴さんは

「自分に似ている役」

「応援したくなる役」

という話をしていました。

 

有岡さんの「自分に似ている役」についての話はまず置いといて「応援したくなる役」に焦点を当てて話していこうと思います。

 

最初の駿也はすごく、子供っぽい部分が随所に現れています。例えば、先輩が不機嫌になってくると頭をかいて「どうしたらいい」というようなジェスチャーをしていたり、先輩に怒られて(嫌味を言われて)地団駄を踏んだり、見られて自分の行為を誤魔化したり・・・。

すごく子供っぽい感じでますよね・・・???なんだか、ホラー映画なのに「かわいい・・・」という感じになりました。。。。

 

門脇麦さん演じる原田尚美にいる赤ちゃんがいることを何故か知っている、駿也ですがそのことについても聞けていませんでしたよね。これは二つの感情が考えられますよね。聞くことが怖いのか聞かないという優しさなのか。

これは両方共言えることです。なぜなら、脚本とかでってよりも演じている有岡さんの意識の持って行き方で変わりますから。

 

赤ちゃんができて、父親がその事実を知らないということはまだ、父親になる準備ができないままになると言うことなんです。

母親はその身体にわが子を宿します。蹴ったり気持ちわるくなったりと実質的に「そこになにかいる」という認識ができるからです。そこから、母性の発達は早いです。しかし、父親は自分の身体になにかある訳では無いので、その子が本当にいるのかという本当の認識(写真とかは別)はあまりぴったりと出来るものではありません。そのため、父性の発達は遅めなんですよね。

 

これは、母親になれるかと悩む尚美と本当にいるのかという駿也の感じから見てもスタート地点が違いますよね。

 

そんな中、れんくんがやってきました。その時に、家族というものを体験します。その時に駿也は

「なんかいいなこういうの」

言っていました。この言葉はやって見ないと分からないものである家族ということを、経験し次のステップ(自分の子どもで生活)に移行することが出来る、前向きな言葉に感じました。

 

その後、尚美は呪いにかかってしまいます。そこからの駿也の行動力、成長はすごく早いものでした。

何から何まで早い。

 

その中で印象に残ったシーンがありました。それは、尚美に赤ちゃんがいることを知っているというのを駿也が伝えるシーンです。それも感情的に。

 

そこが彼のいいとこであり、欠点になってしまう可能性のある部分であると思います。

感情的に物事を伝える。成長の中で起こる、少しの子供っぽさ。そこが出てるような気がしました。

 

その後のスーパー?みたいな所での最後の戦いは守るものができたという駿也の意識がすごく出ており、怪我をしても蹴られても尚美と自分たちの子を守るという意識が前面に出ていてかっこよく、そして覚悟を決めたという感じが出ていました。

 

そして最後のシーン。こどもつかいを持ってきていましたね。駿也頑張れ。

 

一言で言うと

子供っぽさも持ちつつ大人になった

と感じました。

 

すごく長くなってしまったかも知れませんが、ここまで読んでくださった方ありがとうございました。

 

PS・・・・

伊野尾さんのおすすめのシーン、ベッド(ふとん)のところは本当に良かったですね!!!!なんて言うか良き家族になれそう、微笑ましいって感じでした。。。。最高オブ最高。